ボールはお友達。

サッカー中心に,日々の雑感も。

第30話 いよいよ

おつかれさまです。

 

ついに明後日,Jリーグが開幕します。ご存じの通り,マリノスは昨年チャンピオンフロンターレとの一戦です(しかもアウェイ)。

勝利すれば勢いに乗っていける気もしますが,ゼロックスを見る限りフロンターレフロンターレでした。やはり強い。ただ,新戦力がまだそこまで馴染んでいるわけでもないのかなという部分もありました。まあここについてはどのチームも一緒かもしれませんが,昨年終盤の成熟した状態よりは付け入る隙がありそうです。開幕戦らしくないバチバチの殴り合いを見たいですね。

対するマリノスはおそらく昨年一時期やっていた3バック主体で臨みそうです(3-3-1-3)。あまりフォーメーションは関係ないですが,意識としては4バックからワンステップ移動した状態ではじめの位置取りをすることになるでしょう。ビルドアップとディフェンス面での数的有利を保ちやすくなるところが長所,選手のポジションが固定気味になるので4バックのときよりも流動性が少し落ちてしまうところが短所でしょうか。本当は今のシティのような動きができれば,4バックスタートでも問題ないと思いますが,選手の個性やクオリティの差などもあるので3バックでいいのかなって感じです。

期待したい点は,両WGのドリブルです。パスのコンビネーションだけではどうしても詰まってしまいますし,人数もかかってしまうので,崩しても中がいないや,ボールを失ったときのディフェンスが足りないなど,悪影響を及ぼしてしまいます(昨シーズンも悩んでいた部分であります)。ドリブルがあるからこそ抜け出しやパスが生きるので,チャンスのときは迷わず仕掛ける姿勢を見せてほしいです。

 

個人的には昨年やっていた3バックは結構好きでした。今年はキャンプの準備期間もあったため,より洗練されていると期待しています。特に重要なのは,MFの3人です。彼らがどれだけ前4人,後ろ3人と絡むことをサボらないか(オフェンスではマルコスと両WG,ディフェンスではCBの中央をどれだけ助けられるのかといったイメージ)。これによって,固定気味なところが流動的になり,アタッキングサードの崩しや,逆にセカンドボール回収など,攻守において安定し,ずっとマリノスのターンのようなサッカーを見れると思います。交代枠も5人ありますし,走り回ってほしいです。

 

私的な視点ではありますが,各ポジションごとの注目選手をラインナップしてみました。

・GK 高丘陽平

おそらく,オビと高丘でポジション争いをすることになると思います。あくまでもイメージですが,チャンピオンになるためにはGKが安定することが基本かなと。昨年途中からの加入にはなりましたが,ビルドアップやセービングなど随所にいい部分を見せてくれました。総合的には安定度ではオビよりも上だと思っているので,がんばってほしいです。とにかく,誰かが1年間安定してゴールを守ってくれることが上キーポイントになると思います。第3GKに梶川がいるって考えると層厚いですね。。。

・DF 畠中槙之輔

アゴは問題ないですし,岩田はまだ未知数な部分もあるのでやはりこの人かなと思います。昨シーズンはハイボール処理など不安定なところが見えてしまい,悔しい1年になってしまったと思います。しかし,DFから組み立てるマリノスにとって畠中のパスは大きな魅力になります。特にフロンターレに対しては雪辱もあると思うので,やり返してほしいですね。

・MF 喜田拓也

年々,プレーそしてコメントが安定していく喜田ですが,今年は特に得点の部分で期待したいです。アタッキングフットボールを掲げている以上,どこからでも点が取れることが好ましいです。喜田が3点以上(理想は5点),決めている未来があれば確実に優勝争いしているでしょう。

・FW 仲川輝人

昨シーズン苦しかったからこそ,この選手がいるといないとでは全く別のチームになると改めて実感しました。今のマリノスの命運を握っているといっても過言ではないでしょう。だからこそ,今シーズンこそ23点取って活躍してほしいですね。あっさりと活躍して,私にスぺユニの背番号を決めさせてほしいです。

 

以上簡単ではありますが,ざっとこんな感じです。もちろん全選手に期待していますし,最終的にマリノスが優勝していれば問題ありません。でも各ポジションに核となる選手が1年活躍することが,優勝争いするための条件であると思います。

 

まあとにかく楽しみですね。また日常にサッカーがある生活が始まることに感謝をし,金曜を待ちたいと思います。キックオフは18時です!間違えないように気を付けましょう。

 

ではでは。