ボールはお友達。

サッカー中心に,日々の雑感も。

第8話 開幕戦振り返り 前半①(22分まで)(マリノス vs ガンバ)

おつかれさまです。

 

ようやく開幕戦を振り返ることができました。今回から少しずつ振り返っていきたいと思います。

前半後半を2つずつにわけた,4部構成にしようと思っています。

まずは,前半①(大体22分まで)です。

 

・ガンバ

監督の試合前コメントのように,攻撃的なスタイルが出ていました。ただ,攻撃的という意味は,自分たちがボール保持をして試合を支配するイメージではなく,あくまでも守備を攻撃的に行うというように見えました。マリノスのボールをなるべく高い位置で奪取すること,そして奪った後はサイドバックの裏のスペースを目指すこと,このあたりの意思統一ができていたと思います。

守備陣形として,マリノス2CBに2人のFWが,SBとボランチに4人の選手が構えていました。ウィングは,両SBがマークし,仲川選手に藤春選手がマンマークのような形でついたのが特徴的でした。また,マリノスの攻撃の核となるマルコスジュニオールにはCBの1人つきました。このCBは,時にDFラインを無視してでもマークをしていました。

このようにほぼほぼマンツーマンの形をとり,特にボランチのところでボールを取りきるようハードプレスをしていたと思います(とにかくマルコスジュニオールに渡さないように意識していたのではないでしょうか)。

このようなプレスは1試合継続できるわけはないので,あくまでも30分くらいまで限定的にやるつもりだったのではないでしょうか。開幕戦は身体も元気ですから。

プレスに負けてマリノスのラインがずるずると下がってきたところで,大きなGKのミスから前半6分に倉田選手がゴールを決めました。

計画通り,先制パンチを決めることができ,理想的な立ち上がりになったと思います。

 

マリノス

良くも悪くもいつも通りの立ち上がりでした。ボールを支配して,GKも含めたビルドアップから,マルコスジュニオールボランチの脇を狙ったり,ウィングがワイドに1対1を仕掛けたりなどいつも通りの展開をしようとしていたと思います。

しかし,ガンバのほぼほぼマンツーマンプレスに苦労し,なかなか前を向くことができず,全体がどんどん下がってしまったところで先制点をとられてしまいました。ボランチとSBのラインにしかれたガンバ4人を越えたときはチャンスがありましたが,どうしても長い距離を走ることになるため最後の精度が欠けてしまいました。

マリノスにとってはある意味,”よくあること”,なのかもしれませんがあまりにも早すぎる失点だったと思います。

ホーム開幕戦の立ち上がり,少し身体が固くなっていた部分もあると思います。しかし,マリノスにとっては辛い前半の立ち上がりになってしまいました。

 

今回はこのあたりで一旦区切ろうと思います。

続きはまた次回以降。

 

ではでは。