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第9話 開幕戦振り返り 前半②(45分まで)(マリノス vs ガンバ)

おつかれさまです。

 

開幕戦(マリノス vs ガンバ)の振り返りです。

 

次は,前半②(45分まで)になります。

 

・ガンバ

疲労も少し出てきたのか,2FWが2CBみることをやめ,1人に減らしました。そして,守りの重心を後ろに下げました。ただ,マリノスボランチで取りきり,高い位置からの速攻というスタンスは変えずに激しいプレスを続けていましたね。1人下がった分,マルコスジュニオールへのマークは中盤の3選手の誰かが対応するように変更しました。そうするとより,DFラインに厚みが増し,マリノスの攻撃を防ぐことにそこそこ成功していたような気がします。

心配なことは自陣のボール保持からの攻撃が単調にCBの裏にボールを落とすのみだったことです。極端に言えば,マリノスにボールをあげているようにも見えました。マリノスに高い位置で奪われることを恐れ,あくまでも自分たちの守備スタートということだったのかもしれません。

少し押し込まれつつあった前半34分,ラインの入れ替わりから2点目を奪うことができました。マリノス攻撃時にDFラインを大きく上げることがわかっていたので,それを狙っていたこと,そして,裏へパスが通った後の他選手の押し上げは見事でした。

前半に2発パンチを成功させたガンバは後半に大きなアドバンテージを得ることができました。ガンバとしては,ほぼ100点に近い出来ではなかったでしょうか。

 

マリノス

思わぬ形で失点してしまいましたが,戦術は変更せずにマリノススタイルを貫いていました。DFラインへのガンバのプレスが緩んだこと,選手の緊張も少しほぐれたでしょうか,DFとボランチで粘り強くガンバをひきつけ,マルコスジュニオールに効果的なパスを出すことができてきました。

おっ,と思ったことは,オナイウのDFラインとの駆け引きが上手なことです。パスが出せるタイミングで何回か抜け出していましたが,やはりマリノスでは初めにマルコスジュニオール,次にWGを見るため中々見つけてくれなかったですね。オナイウが信頼を得るにはもう少し時間がかかりそうです。

前半24分,29分とチャンスを作り始めた中,2点目を喫してしまいました。それまで大きな問題がなかった中で2点目を入れられてしまったため,さらに手痛い状況を呼び込んでしまいました。裏へ抜け出してくることは想定の範囲内だと思いますが,ビハインドの焦りなどもあったのかもしれません。

自分たちがボールを保持できていた中で,2失点という大きな借金を後半に持ち越してしまいました。どのように後半取り返していけるのでしょうか。

 

今回はここまでです。

次回からは後半に入ります。

 

ではでは。