ボールはお友達。

サッカー中心に,日々の雑感も。

第40話 この布陣で乗り越えなければ

おつかれさまです。

 

前回危惧していたようにガンバにやられ,FC東京相手に圧勝したと思いきや,またしても浦和にまんまとやられてしまいました。

 

この3戦,スタッツだけを見れば大して変わらないでしょう。ただそれでも1勝2敗なのがサッカーの恐ろしさともいえます。

相手を押しつぶすように自陣に押し込み,試合を支配していくマリノスのサッカーは出せていました。しかし,このサッカーをするのであればやはり先制点がとても重要になってくるでしょう。

 

マリノスの背後には常に広大なスペースがあります。そこを突かれてしまうのはしょうがないことですが先制点を取られてしまうと,より相手はがちがちに固め,一矢報いる状況を狙いやすくなってしまいます。逆にマリノスは圧倒していても少しずつ精神的なズレが生まれやすくなり(ビハインドの焦りですね),何となく合わないような状態になってしまいます。特に浦和戦の2点目はそんなシーンでした。何とか立ち上がりに同点にという気持ちを完全にひっくり返されてしまいました。

マリノスの選手達はとても良く動きます。サイドバックが逆サイドに行くなんて日常茶飯事です。そして,動きながらの連携がとても多いです(このあたりが川崎と違いかなと思っています)。見事に決まるときは素晴らしい連動ですし,魅力的ですが,どうしても自分達でエラーを起こす確率が高くなりがちな戦術だとは思います。そしてこのエラーには精神的な影響が多分に含んでいると。。。チャンスはどの試合もたくさん作っていますし,あとは決めるかどうかです。

だからこそ繰り返しになりますが,やはり先制点を奪って精神的に有利に立つということがとても大切なのかなと最近はとても感じます。

相手からしたら我慢して固めていれば自然とミスが生まれ,ボールをくれるわけですから,よっぽど他の戦術に自信がなければこのやり方を選ぶだろうなと思います。

 

当然この流れは来年も続くでしょう。色々なニュースを見ていると,中盤の構成を変えたりなんやかんや出てきます(笑)。たしかに岩田をボランチにしたら等色々あるかもしれませんが,やはり扇原と喜田を使い続けるとういことは,チームとして,選手としてこの壁を超えなければならないのでしょう(2年くらい感じているような気もしますが)。本人たちも実感していると思います。外から見ていても成長が見られる部分はたくさんあります。結果に結びつけないと誰も褒めてくれないのは悲しいですけど。。まあパズルではないので簡単に選手を変えたとしても良くなるとはそこまで思いませんが,,,

 

残りは,アウェー神戸とホーム川崎。ACL本戦にストレートで行くためにも,なんとか2位は死守しなければなりません。2連勝で進みたいものですが,果たしてどうなるのか。

 

テレビの前から応援したいと思います。

 

ではでは。